20100306
第一部 - SPYES
第二部 - 復刻創世記

Photo by 小宮山直恵 and Many Friends!

■2011年09月10日(土) 晴れ

■Live at 両国SUNRIZE

- ぷろぐれ祭 秋場所 - with YES Tribute Band/SPYES

■Setlist

01.Watcher Of The Skies
02.Here Comes The Supernatural Anaestist
03.Eleventh Earl Of Mar
04.One For The Vine
05.In The Cage - Medley
06.The Cinema Show
07.Raven/from Colony Of Slipperman
08.Afterglow
09.Firth Of Fifth
10.Dance On A Volcano
11.Los Endos

ENCORE

12.The Lamb Lies Down On Broadway
13.Watcher Of The Skies

■こぼれ話

 今回のライヴは、初めて復刻創世記側で企画・運営まで行ったイベントライヴでした。対バンには以前、新宿のライヴハウスでPhil中島が観たYESコピーバンド「AZB48(アザブフォーティーエイト!メンバーが麻布出身の平均年齢48歳という意味。笑。)」。コピーするバンド(YES)への愛が伝わる熱演にPhil中島が感激したのがきっかけ。偶然にもPhil中島の友人がメンバーと同級生という繋がりで、紹介からお付き合いまで、まるで縁談がまとまるかのようにライヴ企画がトントン拍子に進んでいきました。そして、AZB48はこの日より、SPYES(スパイズ - Seriously Playing YESの略)とバンド名を変更する意気込み。一方、復刻創世記は当初「復刻調整期という名前でやるか!?」という弱さ満点を恥じ、やはり「復刻創世記」として出演。というか、イベント主催側がそれじゃまずいだろうということもあったんだけどね。2人のプレイヤーをゲストに迎え、約1年間の復刻作業を行い本番へ。第一部は「SPYES」、第2部は「復刻創世記」。それぞれ、90分という演奏時間で、転換時間を抜きにしても3時間という長丁場となりました。幸い、お天気も晴れて、蓋をあければ140名ものお客様が来場してくださいました。Phil中島がそれぞれのバンドの演奏前にPeter Gabriel時代のコスチュームを着て司会を行いました。でも、一番ウケたのは、浴衣姿でのMC。SPYESのメンバーはカツラに白の衣装というコスチュームで登場。ライヴアルバム『Yessongs』の再現をレア曲を交えて90分に凝縮。熱い演奏で楽しませてくれました。

SPYES Setlist
01.Opening From ”Firebird Suite"
02.Siberian Khatru
03.Heart of Sunrise
04.Perpetual Change
05.And You And I
06.Five Per Cent of Nothing
07.South Side of the Sky
08.Excerpts from "The Six Wives of Henry VIII"(Keyboard Solo)
09.Close To The Edge
Enc.Starship Trooper

 第2部の復刻創世記もPhil中島がOld Henryのマスクでバンド紹介。幕が開くと、見た目バラバラなルックスの「復刻創世記」に驚かれたことでしょう。90分のステージは、GENESISのナンバーでも乗りの良いハードな曲を中心に選曲。これは概ね好評だったようです。演奏する方は、歳不相応の体力を使うことになりましたが(笑)。いつものライヴではPeter Gabriel時代のコーナーを用意していたりするのですが、今回はなんとなくPhil時代に突入。あまりにもわかりにくいので、2曲目までを第一部とし、3曲目以降はPhil Collinsがフロントの第二部の構成。なのでボードで説明。「ここから第2部だよ〜ん。」と。当日のこぼれ話としては、Watcher Of The Skiesのエンディングで、カツラがずれて落ちるという失態。あ、そうそう、この日までPhil中島は髪の毛を伸ばしたのですが、それが裏目に出てしまう結果となりました(長髪の上のカツラは滑るんですよ)。2曲目のギターソロパートで、一気にPhil Collinsに変身。久しぶりに演奏するEleventh Earl Of Marは、ややスピーディ。続くOne For The Vineは、なぜかイントロでずっこけ、最後には、お客様に曲を紹介してもらいました。In The Cageメドレーは、オリジナルにないフレーズが登場したりのアレンジでしたが、気迫だけは爆発してたようです(なんじゃい、そりゃ。)。続く、Firth Of Fifthは、ギタリストの見せ場。紹介もせずに始めたのですが、やはり人気の曲ですね。ここで最後の曲と挨拶をすると「え”〜〜〜!」という素敵な反応。嬉しかったです。Dance On A Volcanoのメドレーは10年以上ぶりの『Seconds Out』Version。メンバー全員で挨拶をして、演奏したアンコールは、82年の『Three Sides Live』発売後のツアーで演奏されたレアなメドレー。The Lamb Lies Down On Broadwayは、そのメドレーではなぜかカットされていたイントロのピアノをちゃんとくっつけて、ところどころスタジオ盤だったり、76年の演奏だったりのごった煮Version。ヴォーカルがキツくなったので(あ、言っちゃった。)、サビ(?)は、お客さんによる大合唱。Watcher Of The Skiesではじまり、ツインドラムのWatcher Of The Skiesで終わるコンサート。なんかプログレって感じでしょ。あ、プログレか?
 両国でやるから、「ぷろぐれ祭 秋場所」という名付けたイベントもたくさんの歓声に支えられ大成功でした。打ち上げは、SPYESのみなさんとちゃんと「ちゃんこ鍋屋さん」にいきましたよ。

■感想(アンケート、頂いたメールより)

●すごく良かった!!!カッコ良かったです!!!やっぱり、復刻が自分にとってのジェネシスです!ギターの人、布袋に見えました〜!(笑)すごくうまかったですね!良い音だったし!レスポールであのギターを聞いてみたかったです〜!
●最高のライブでした!!楽しい一夜をありがとうございました!
●ライブハウスは久しぶりだったので最初は大音響にビビリましたが(笑)、なんだかなつかしーー気分に。
靖雄さんの大活躍ぶりに 見ているこちらも大興奮!!お世辞抜きでかっこよかったです。
●ドラム、とにかくよかったーー!もっと叩いてぇぇぇ!!
●やすおさんはとってもサービス精神旺盛で楽しませてくれるなぁと思いました。次は何してくれるのかなぁって期待して観ていました。歌も人をのせるのもかなり本格的!ドラムの功さんとツインのピッタリ合った時の感動も忘れられません。ダブルネックのマイクさんもやすおさんが着替えているときなどにフォローしているのが印象的でした。とっても息の合った5人でしたがキーボードとギターのボスはゲストと言ってられましたよね。そろってまたやることはないのでしょうか?機会があったらまた観たいバンドです(#^.^#)
●HPで拝見していて色々大変そうですが、いつかワンマンLIVEを期待しております。90分の中で可能な限り熱いLIVEで楽しませようという意気込みを凄く感じ、期待にたがわない素晴らしい演奏・パフォーマンスでした。In The Cageメドレーから最後のAfterglowで落涙。またBroadwayで唱和できるのもイイですね。観客と一体になった気持ちのすがすがしくなるLIVEでした。中島さんのMCもかゆいところに手の届くいい雰囲気で共に楽しもうという心意気とツンデレなところがたまらん。爆笑。EleventhとOne For The Vineはこれからもっとなじんでいくことでしょう。
●メンバー替わったけど、また観られてよかった。ありがとうございました。2人はゲスト?大変な努力をしましたね。
●言う事なし。素晴らしい!ぜひ私にGuitarをひかせて下さい!!
●最高!!
●Eleventh Earl Of Mar素晴らしかったです。あーゆー早い感じで聞きたかったので。Gのボスのドヤ顔が素敵でした。Gかっこよかった!
●やっと見ることができて嬉しいです。ジェネシスはもう見ることはできないと思われますので復刻さんのようなバンドは貴重でホントに有難いです。ありがとうございました。
●やはりすごいです。やすおさん最高!リズム隊が固いので安心してきけました。ちとKBが…。ドヤ顔のハケット先生というのもなかなか見れないし、面白かったです。
●パフォーマンスがとてもよかった。えんそうもMCもおもしろかった。
●エンターテイメント+プログレを実現できていると思う。ギターの人、シブイです。
●ギターすごく良いです。音が良い。ピッキングが正確かつ強いせいか。存在感もあり、ライヴとして最高。楽しいです。キーボード、がんばって下さい。コピー正確に。バランスも今イチでした。
●初めて見たがスバラシイ。B.Cリッチ久々に見ました。泣きのギター良かったですよ。ドヤ顔もキマッテました。なんと言っても女性のトニーバンクス、キレイです、最高。ボーカル・・・楽しめました。是非バリライト使って下さい。
●見て楽しく、聞いても楽しかった。なぜかボーカルの人に目が釘付けでした。
●パフォーマンス(?)が面白かったです。曲も良かったです。
●すごい!!×2
●今度はワンマンで。
●グッチ裕三!
●短かったけど相変わらずおもしろくて楽しかったです。メンバー変わっててビックリしたけど。
●また観れたのが、何より嬉しい!
●とても楽しかった。ですが今日のは、今までの復刻さんとは別ものですね。Genesis愛がすっかり薄まってしまって残念。次回を期待。息の合ったツインドラムは最高に気持ちよかったです。
●バンドの完成度とレベルが上がりましたね。とにかくパワーと迫力と音の圧みが増した感じ。そして特にタイトさがスゴイです!! ただ・・・そのかわり、じょじょう性とあいしゅうがへったかも・・・(漢字が書けない。笑)さらに新しい曲にチャレンジして下さい!!
●(Phil中島へ)見た目だけで違和感感じて排除するようなコトはしちゃいかん(遺憾)と思います。それは中高生が転校生をいじめるのと一緒です。
●新生復刻。スゴすぎ スゴすぎです。迫力と音の圧みが以前より数百倍すごい!!大満足!!またこのMemberでやって下さい。
●ジェネシスはよくしらないのですが、楽しかったです。In The Cageと最後の2曲がよかったです。
●ん〜〜、やっぱりいいわ。
●今回はドラムにかなり力を入れていたようですが、もっとヴォーカルを似せた方がいい。
●ライブ楽しかったですよー! 演出も最高でした♪ 腕組んで聴いている人達の中、ノリノリで聴いてしまいました。。
●また、大きくなったか?


どうもありがとうございました!
(復刻創世記一同)