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RELEASED MARCH 1969 Produced by Jonathan King Recorded At Regent Studio B,LONDON, Summer 1968 Copyright (c) – The Decca Record Company Limited Published By – Jonjo Music Co. Ltd. Made By – The Decca Record Company Limited Mastered At – Decca Studios Printed By – Robert Stace |
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Performer – Anthony Philips, John Silver, Michael Rutherford, Peter Gabriel, Anthony Banks Arranged By [Strings, Wind] – Lou Warburton Directed By [Musical Director], Arranged By [Strings, Wind] – Arthur Greenslade Engineer – Brian Roberts, Tom Allom Mastered By – W/Real Name : Harry Fisher - Mastering Engineer at Decca Studios. Producer – Jonathan King |
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当時、17歳の少年たちが、高校の先輩であったJonathan Kingに見いだされ(というか、先輩!聴いてください!とデモテープを渡したところから)、デビューにこじつけたアルバム。Jonathan Kingのプロデューサーとしてのスタートという意味合いも込め、バンドは「GENESIS(創世記)」と命名される。アルバムに先駆け、2枚のシングル盤を制作。その後、ドラマーがJohn Silverとなり、この1stアルバムが録音された。録音されたと言っても、ほぼ1日で録音は終わったそうだ。真っ黒いジャケットに、タイトルのみ「From Genesis To Revelation」とだけ書かれたアルバムは、Jonathan Kingが奇を衒いすぎて、バンド名を表記しない形で発売。当然、売れなかった。レコードはステレオ(SKL4990)とモノラル(LK4990)が発売され、裏ジャケのホールから覗くインナー袋の色(青はステレオ、赤はモノラル)で判別できるようにした。バンド名はレーベルの曲の下にカッコ書きで小さく入っている。まだ学生だったメンバーたちの初々しい記録だが、アルバム自体は淡々とした内容で、曲の冒頭にインサートされた間奏曲や効果音(のようなもの)によって、なんとなくコンセプトアルバムっぽい作りを目指している。が、まったく成功していない。1stシングル「The Silent Sun」はアルバムに収録するにあたり、「The」を省略。Jonathan Kingは、そのサウンドをBee Geesのようなものにしたかったと語っている。メンバーの録音後、過多なStringsやBrassのアレンジが没個性に拍車をかける。後のGENESISサウンドに継承されるものはあまりない。あえて言うならば、アコースティックのアルペジオがあり、ピアノのサウンドが聴けるといった程度で、その演奏技術も発展途上中。唯一、ヴォーカルのPeter Gabrielの資質が評価できる。本人達もこのアルバムに関しては、オリジナル・アルバムとしては扱っていない節がある。「The Serpent」の冒頭の間奏曲に1971年にレコーディングされる「Twilight Alehouse」のフレーズが記録されている。 日本盤は「創世記」というタイトルで、76年に発売されたと思われる。さすがにリアルタイムではないので、ライナーの記録で推測するしかないのが残念。その後、アルバムに先駆け発売されたシングル盤2枚(AB面)をカップリングして、再発されるが、この再発盤については別項目で触れていきたいと思う。 【備忘録】そんな経緯もあり、大したことのないアルバムなのに、恐ろしい数の再発盤があり、さらにはジャケット違いが多数、その後のGENESISの活躍にあやかっての再発がほとんどで、ブートレッグ盤まで、存在する。基本はパブリッシャーであるJonjo Musicのクレジットを見いだせるものが正規の契約を持って発売されたものとなっている。オリジナル盤は、超レアアイテムとして取引され、特にモノラル盤は市場にも中々出て来ない。オリジナルのステレオ盤は、すご~~く昔に新宿のレコード店で1万円以内という金額で発見。レア盤やミュージシャンのサイングッズなどを扱うお店で見つけたのだが、あまりの驚きに店主に「これ、この値段でいいの?」と聞いてしまった位だ。店主は「あ、それ、そんな価値あるの?」と応え、「GENESIS好きなら、これもいる?」とイギリスで店主が観たGTRのチケットの半券をくれた。楽しい買い物の思い出だ。一方、E-bayでモノラル盤がオークションに出されているのを発見。興奮して競り落としたが、金額的には「あ~、しまった~!やっちまった~!でも嬉し~」と後悔する買い物となった。それでも、レコード・コレクターズに紹介されていた金額より安かったからイイか!と自分を慰めたものだ。どちらも囲み罫のない DECCAの1stプレスをゲット。 2014年、Record Store Dayの復刻アイテムとして、このアルバムがレコードとして再発された。 First UK release. This release has blue ''unboxed'' Decca labels but these first issues contain both the boxed Decca logo and the unboxed logo. The labels were used interchangeably. The cover is laminated on front only and a lyrics insert is included. The back cover has an ''indicator hole'' to let the inner sleeve peep through: red = mono, blue = stereo. Also available in mono (LK 4990). First cat.nr. on cover, second on label. |
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