1970.02.22 Studio4, Maida Vale, London, UK BBC "Night Ride" Session Recorded (disc 2 01)
1971.05.10 Studio T1, Kensington House, Sheperd's Bush, London, UK "Sounds of the Seventies, BBC (Disc 2 02,03,04,05,06,07,08,09)
1972.09.25 Top Gear (Disc 2 10)
1973.02.24 Montfort Hall, Leichester, UK (Disc 1 05)
1973.02.25 Free Trade Hall, Manchester, UK (Disc 1 01,02,03,04,06,07,08)

Tony Banks : Keyboards, 12 strings Guitar, Backing Vocal
Mike Rutherford : Bass,12 strings Guitar, Bass Pedal, Backing Vocal
Peter Gabriel : Vocal, Flute,Tambourine
Steve Hackett : Guitars 12 strings Guitar
Phil Collins : Drums, Backing Vocal

Disc 1
01. Watcher Of The Skies
02. The Musical Box
03. Short Story
04. Get'em Out By Friday
05. The Return Of The Giant Hogweed
06. Story Of Michael
07. Supper's Ready
08. The Knife

Disc 2
01. Looking For Someone
02. The Musical Box
03. Twilight Alehouse
04. The Fountain Of Salmacis
05. Short Story
06. The Musical Box
07. Band Introductoins
08. The Return Of The Giant Hogweed
09. Watcher Of The Skies
10. Get'em Out By Friday

Disc 1に収録されているのは、オフィシャル『GENESIS LIVE』のオリジナル音源と言われているもので、Hollandで極わずかに出回ったオフィシャル『GENESIS LIVE』のテストプレスのコピーテープが元と思われる。このテストプレスは2枚組でMCも完全収録され、初期ステージでは 重要なレパートリーだったDisc 1の06、07も収録されていた。既に『GENUINE GENESIS LIVE』や「Some of you going to die」といったBootleg CDで同音源は 出回っているが、何か手を加えなければ気がすまないのがこのレーベルの特徴か？今回はBBCの放送用音源も追加し2枚組、しかも豪華仕様のDigipackときたもんだ。 （デザインは観音開きの3面と凝っている。デザインは当時オフィシャル盤で出た『Archive #1 1967-1975』に似せている。個人的な要望を言わせてもらえば、CDのレーベルデザインまでこだわって欲しかった。そこまで再現されて（もしくは似せて）いれば、 文句ないのだが、さすがにそこまでは手が回らなかったようだ。）デザインはオフィシャル盤を意識してか、当時のチケットの写真などをコラージュし 似せている。Disc 1は元がアナログ落としのため、スクラッチノイズが聞こえる。ここでは、01のイントロ前の観衆のざわめき、 03のMC、MC込みの07、アンコールの拍手からの08など、オフィシャルの「GENESIS LIVE」と比べれ聴き所たくさん。 また曲順などにも配慮が見える。（正確にはテストプレスの曲順とは違うが、以前出回った『GENUINE GENESIS LIVE』「Some of you going to die」という2枚の Bootleg CDよりは、音質は向上し、雑な曲間の編集も改善されている。実際は07の後に05が収録されている。）Disc 2のBBC音源はさすがに 放送用音源だけあって、音はどれも良い。ほとんど既発のBootlegで聴くことのできるテイクである。オフィシャル『Nursery Cryme』に収録されているものとは違うアレンジで発展途中の02が聴ける （構成やアレンジ、歌詞などが異なる。）。また『Archive #1 1967-1975』に収録されなかったBBC NIGHT RIDEのナンバー01も収録されている。ジャケットのデザインも含め、 完成度の高いBootleg。これだけ、あちらこちらの音源をまとめていても、そのすべてが放送用音源であるため、今まで出ていたGenesisのコンピレーションもののBootlegでも 上位に位置するだろう。誉めまくったが、店によっては7000円近くで売られていて、いくらジャケットが豪華っぽくても、この金額ばかりはどうにかならなかったのか？という感じ。