1972.08.20 1972.08.11*

Tony Banks : Keyboards, 12 strings Guitar, Backing Vocal
Mike Rutherford : Bass,12 strings Guitar, Bass Pedal, Backing Vocal
Peter Gabriel : Vocal, Flute,Tambourine
Steve Hackett : Guitars 12 strings Guitar
Phil Collins : Drums, Backing Vocal

Disc 1 (Afternoon Show)
01. Watcher Of The Skies
02. Can - Utility And The Coastliners
03. Twilight Alehouse
04. Get'em Out By Friday
05. The Knife
06. Introduction *
07. The Knife *
08. Twilight Alehouse

Disc 2 (Evening Show)
01. Watcher Of The Skies
02. Can - Utility And The Coastliners
03. The Fountain Of Salmacis
04. Twilight Alehouse
05. Get'em Out By Friday
06. The Musical Box
07. The Return Of The Giant Hogweed
08. The Knife

イタリアのPiper 2000で行われた昼と夜の公演を2枚組CDにコンパイル。短いAfternoon ShowにはSide 1に06、07、08のReading Festivalの模様を追加している。いかんせん音はよくない。救いなのは観客が静かに聴いていてくれているところ。 ワンポイントのマイクで録音したであろうその音は、全体的にこもりぎみで 臨場感に欠ける。常に「サァ～ッ」という音がなっていて、その向こう側に演奏が聴こえるという感じ。Disc 2の04は途中からレベルが急にあがる。で、Disc 2の06で音が途中途切れる。続く07、08のイントロが途切れて 入ってくる。Afternoon Showにはなく追加された曲だけにちょっと残念。さらに気になるのがDisc 1の01と05。極端に表記Timeが短い。ライヴ用のアレンジか？と期待して聴いてみたら 何のことはない。途中から始まったり、つぎはぎだったりの編集のせいで短くなっているだけだった。タイトルの元にもなっているであろうCan - Utility And The Coastlinersは すでにオフィシャル収録版に近づき、その昔「Bye Bye Johnny」というタイトルでステージで演奏されていたものよりアレンジはまとまってきている。『Nursery Cryme』から『Foxtrot』への移り変わりが記録されたステージ。資料的価値はあるが、かなりの ファンでなければ、音質的にも厳しいBootleg。